Kと私と家族の闘病記
女子ソフトボールが大活躍した。
金メダルはうれしいかったけど、やはり、心臓病を克服した西山麗選手の活躍にも感動しました。

サヨナラ打を放ち、ガッツポーズする
西山=豊台ソフトボール場(共同)
「心臓の弁が閉じきらず、激しい運動をすると血が逆流して突然死することがある」。小学校に上がる前、西山は「大動脈弁狭窄(きようさく)・閉鎖不全症」と診断された。中学でバスケットボールからソフトボールへ転向した。心臓への負担が少ないからだ。それでも、プレー中は必死だった。「走るな。ゆっくり」。塁を駆ける西山にベンチから声が飛んだ。
中2のころ、症状が悪化し、米国から届いた心臓弁を移植した。臓器提供者は交通事故で亡くなった同じ14歳の少女だった。
心臓は、母親の胎内で右心と左心は区別は初めの頃は無いそうで、だんだん出産に近づくとともに左心と右心が出来て、循環静脈になっていくという。しかし、「K」は、右心と左心の仕切りはあるけれど、パイプ自身が繋がってしまっているのだそうだ。
手術ということでは、「バイパスの手術」という方法もあるといわれた。しかし、「K」は、動脈管開存症だけでなくて、先天性側湾症という病気ももっていた。
一方の手術をすると、もう一方のMRIの検査ができなくなる。 お医者さんにきいても、「心臓」は「心臓」。「整形」は「整形」・・・。」
10年前のことだ。
心臓に負担をかけてはいけないので、激しい運動は出来ない。
風邪をひいて、心臓に菌がたまってはいけない・・・と心配して育てたので、引っ込み思案な子に育ってしまった・・・・。
こうした思いがあるので、ソフトボールでの西山麗選手の活躍は本当にうれしかった。本当に、涙がながれた。
「K! おまえも頑張れよ!」
そばにいた「K」の手をつい握りしめた。
そうしたら、「K」も強く握りかえしてきた。
Kは、今年で12歳になる。
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